トイレの交換時期はどのくらい?経年劣化での寿命と買い替えのタイミングを解説
同じトイレを長年使っていると、「トイレ交換のタイミングっていつなんだろう?」と疑問に感じますよね。
そもそもトイレは交換時期があるのでしょうか?
実はトイレは、各パーツによってそれぞれ交換時期の目安が違うんです。
そこでこの記事では、トイレの交換時期について分かりやすく解説していきます!!
トイレの交換時期はどのくらい?【プロが解説】
冒頭でもお伝えしたとおり、トイレは各パーツによって交換時期が違います。
各パーツと交換時期については下記のとおりです。
☑トイレのパーツと交換時期の目安
- 便器部分→およそ100年
- タンク部分→7~10年
- ウォシュレット部分→約10年
- パッキン・配管部分→約15年
ここでは各パーツの交換時期について、それぞれ解説していきます。
■便器(陶器製)
一般的な便器は陶器製が多く普及しています。
トイレ掃除で使用する薬品にも耐えられる陶器は、おおよそ100年は使えるといわれています。
しかし陶器製の便器は、外的な衝撃には弱いのが特徴。
毎日使うなかで、物を落としてぶつけたり、地震による衝撃でひび割れるケースもあります。
また陶器製の便器に熱湯を注ぐのはNG。
耐久性の高い便器でも熱には弱く、ひび割れに繋がる可能性もあります。
頑固汚れを落とすときにお湯を使用する場合は、水温を40〜60℃程度にとどめる必要があります。
これらのことに気をつけても、ひどい傷やひび割れができた場合は交換の目安といえます。
■タンク(陶器製)
陶器製のタンクも便器と同様です。
よほどのことがない限り長く使用することができます。
ただ、タンク内で使われている部品の寿命は7〜10年ほど。
水に浸かっている時間が長い部分なので、老朽化が進むのも早いです。
内部の備品は劣化すると「水が止まらない」などのトラブルに繋がります。
部品の定期的なチェックや交換は欠かせません。
タンク表面でいえば、汚れや変色が気になったり、ひび割れが確認できたら交換を考えても良さそうです。
■ウォシュレット
ウォシュレットの寿命は約10年ほどといわれています。
一般的な家電機器とほぼ同じくらいですね!
ただ、お手入れ状態や使用頻度によっては、
- 動作不良を起こす
- 電源が入らなくなる
などのトラブルで、10年以内に交換しないといけないケースも多々あります。
各メーカーの多くの製品は数年で部品の生産が終了になります。
故障したときは、交換ではなく買い替えになる場合もあります。
■パッキン・配管
トイレのパッキン類や配管部分の寿命は約15年ほどといわれています。
パッキンは給水管や止水栓などの菅の接続部分に使われるなど、目では確認できない部品です。
ゴム製のため、他の部品よりも早く老朽化することが多いです。
劣化したゴムのひび割れが水漏れの原因になることもあります。
配管からの水漏れが確認できたら、早急な対応が必要です。
止水栓や元栓を止めて、水道業者に相談してください。
トイレの経年劣化での寿命サインはなにがある?
トイレの各部品の寿命について解説してきましたが、老朽化のサインはあるのでしょうか。
どういった症状が出たら交換の検討が必要になるのかを解説していきます。
■便器のひび割れ
便器の明確な寿命サインは、本体のひび割れです。
強度の高い陶器製の便器でも、強い衝撃や負荷が加わればひび割れてしまいます。
よくあるのは、電球交換や換気扇掃除のときに便器を足場に使いひび割れるケース。
または、脚立やイスなどをぶつけてしまうケースなどがあります。
経年劣化とは少し違いますが、便器本体のひび割れは寿命といえます。
■水漏れが確認できる
長く使用した便器からの水漏れが確認できたら、寿命のサインかもしれません。
水漏れは前述した便器のひび割れからも発生することが多いです。
水漏れでとくに注意したいのが、便器と床の間からの水漏れは要注意です。
放置すると床に汚水が染み込んで、便器だけでなく床材の交換まで必要になることも。
便器の周りに水たまりがないか定期的に確認するのがオススメ。
万が一水漏れが確認できた場合、水まわりのプロに相談しましょう。
とくにアパートやマンションに住んでいる方は、階下に影響する前に早めに業者や管理会社に相談してください。
■汚れが取れなくなった
「汚れがひどい」、「掃除しても取れなくなった」といった場合も寿命サイン。
トイレの汚れには、水垢による『黒ずみ』や尿石がこびりつく『黄ばみ』があります。
どちらも洗剤や掃除方法を選んで効果的に掃除する必要があります。
ただ、長年使っている便器だと、変色や汚れが蓄積して掃除では落としきれなくなることも。
汚れが落ちにくくなってきた場合、本体の経年劣化によるものと判断できます。
「臭い」や「見た目の悪さ」に直結するので、場合によっては交換の検討が必要になります。
■小さな故障やつまりが多くなった
「最近小さな故障やつまりが多くなった気がする…」と感じたら、経年劣化が進んでいると判断できます。
トイレの各パーツや排水管が劣化することで、小さな故障は発生します。
要はトイレが全体的に寿命を迎えているサインと考えられますよね。
故障やつまりの都度に修理や部品交換してもいいのですが、費用や労力が大きくなることもあります。
トイレ(便器)を買い替えるタイミングはいつ?
トイレは使用頻度や使い方によっても寿命は変わってきます。
寿命のサインは上述してきたとおりですが、実際に交換のタイミングを見極めるのは難しいもの。
そこでここでは、トイレを買い換えるタイミングについて書いていきます。
買い替えのタイミング(目安)としては下記のとおりです。
- 使用年数がかなり長いとき
- 不具合が多くなったとき
- 現在のトイレに不満があるとき
- 節水タイプに替えたいとき
ここでは上記についてそれぞれ解説しきます。
ぜひ参考にしてみてください!
■使用年数がかなり長い
各パーツによっておおよその寿命はあるものの、使用頻度や使い方では経年劣化が進みます。
長年使うことで、トラブルを起こす寸前の部品もある当然でてきます。
さきほども触れたとおり、便器本体は丈夫です。
しかし、各部品の寿命を考えると10〜15年を買い替えのタイミングとしてもいいでしょう。
■不具合が多くなったとき
さきほども少し触れましたが、小さな故障やつまりが増えると寿命のサイン。
不具合が多くなったことで、修理や部品交換、業者を呼ぶ手間などが増えてきます。
いっそのことトイレを交換したほうが総合的に安く済む場合も。
使用年数が長く、明らかに不具合が多いときは買い替えのタイミングといえます。
■現在のトイレに不満があるとき
「トイレが汚くて嫌になる」
「掃除してもトイレから異臭がする」
など、現在のトイレに不満があるときも明確な買い替えのタイミング。
トイレは毎日使うものですから、なるべく気持ちよく使いたいものです。
現在は多機能でオシャレなトイレも多いです。
お好みの製品を選んでトイレ空間を一新してみてはいかがでしょうか?
■節水タイプに替えたいとき
節水タイプに買い換えたい場合も、明確な買い替えのタイミングです!
近年主流となりつつあるトイレですね!
少量の水で流せるよう、表面が滑らかな作りになっています。
水道代がかなり抑えられるため、「買い換えて節約したい!」と考えている人も実際多いんですよね。
節水タイプのトイレに買い替えたい時は、専門の業者に1度相談してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、メリットが多いのが節水タイプですが、つまりやすいといったデメリットもあります。
1度にたくさんの量のトイレットペーパーやお掃除シートを流さないように、普段から気をつけることが必要です。
トイレ(便器)を交換するタイミングについてのまとめ
トイレは各パーツや部品によって寿命が変わってきます。
- 使用年数が長い
- 便器にひびが入った
- 不具合が多くなった
- 違うタイプにトイレが欲しくなった
上記に当てはまる場合、買い替えのタイミングといえます。
とくに不具合が多くなった場合は急なトラブルに注意してください。
突然故障したり、大きなトラブルに繋がる場合もあるので、早めにプロに相談するのがオススメです。
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